オンラインカジノの初心者が攻略法を使う際には、シンプルで分かりやすいマーチンゲール法と逆マーチンゲール法を真っ先に覚える傾向にあります。
マーチンゲール法は勝つまで賭け金を倍にしていき、逆マーチンゲール法は勝つたびに賭け金を倍にしていく攻略法ですが、当然ながらどちらにもメリットやリスクがあります。
そのためどちらが使いやすいかという意見がよく出ますが、その人の予算や重視するポイントによって異なるので一概には言えません。
勝ちやすさ重視ならマーチンゲール法
もし勝ちやすさ重視するのであれば、マーチンゲール法の方が逆マーチンゲール法よりも適しています。
なぜならマーチンゲール法は仮に大きく連敗してしまったとしても、1回でも勝利すればトータルでプラスにすることができるからです。
最初に10ドルからスタートして、5連敗したら合計で310ドルのマイナスとなってしまいますが、6回目で320ドルを賭けて勝利すれば640ドルの配当を得られるので、今までの負け分と6回目の賭け金を合計した630ドルよりも上回ることになります。
したがって十分な資金を用意することができれば、マーチンゲール法は非常に安定した利益を見込むことができます。
ローリスクで高配当を目指すなら逆マーチンゲール法
一方で少ないリスクで高配当を目指すのであれば、逆マーチンゲール法はマーチンゲール法よりも使いやすいです。
同じように10ドルからスタートした場合、5連勝すれば320ドルの配当を得られるので、最初の賭け金を差し引いても310ドルの利益となります。
それに途中で負けてしまっても失うのは最初に賭けた10ドルのみなので、逆マーチンゲール法はマーチンゲール法に比べてもローリスクで勝負することができます。
あまり多くの資金を用意することができず、でもそれなりに大きな配当を狙いたい人にとっては、逆マーチンゲール法は大いに活用できる攻略法と言えるでしょう。
マーチンゲール法はリスクと賭け金上限が壁となる
マーチンゲール法は勝ちやすいという点では非常に優れていますが、どうして大きなリスクが伴う攻略法でもあります。
たとえ10ドルからスタートしても、7連敗すると8回目には1000ドルを超える賭け金を強いられることになります。
よっぽど潤沢に資金を用意できる人ならともかく、ある程度予算が限られている人にとっては、大きな連敗をしてしまうとあっという間に残高がゼロになってしまいます。
しかもオンラインカジノではどのゲームにも賭け金上限が設定されているため、どれだけ資金があったとしても連敗が続ければいずれ頭打ちになります。
したがって必ずどこかで損切りをする必要があり、5連敗したらそこでやめるなど自身でリスク管理をしなければなりません。
逆マーチンゲール法は連勝しなければ勝てない
マーチンゲール法は連敗が続いても1回でも勝てればOKですが、逆マーチンゲール法に関しては連勝することを前提とした攻略法なので、途中で1回でも負けてしまうとそれまでの利益はゼロになってしまいます。
極端な話トータルでの勝率が8割を超えたとしても、収支がマイナスになってしまう可能性も十分にあり得るので、決して安定した攻略法とは言えないことも事実です。
あらかじめ、何連勝したらストップするかを決めておき、ある程度の利益を確保したらそこで勝負を終えることも大事になってきます。
もし思うように連勝できず今日は厳しいと判断したら、早めに撤退して損失を最小限に抑えることも重要です。
両方を上手く活用する
マーチンゲール法と逆マーチンゲール法、もちろん人によって合う合わないはあるでしょうし、資金をどれぐらい用意できるかによってもどちらが適しているかは変わってきます。
ただ今後も、オンラインカジノを本格的にプレイしていくのであれば、マーチンゲール法と逆マーチンゲール法の両方を上手く活用していくのが望ましいです。
例えば最初は逆マーチンゲール法で勝負して、上手く連勝できてある程度資金を増やすことができれば、今度はマーチンゲール法に切り替えて安定したプラスを目指す戦略もあります。
いきなりマーチンゲール法からスタートすると、序盤に連敗が続くと一気に資金を減らすことになってしまうので、最初はリスクの低い逆マーチンゲール法から始めて場の流れの様子を伺うのがいいかもしれません。
もちろんこの2つだけに限らず、オンラインカジノの攻略法はまだまだたくさんあるので、予算や状況に合った戦略を選ぶことが勝率を上げるための大きな鍵となります。
そしてどういった攻略法を使うにしても、常に資金管理と撤退するタイミングは見誤らないようにして、冷静な判断をしながら勝負していくことがとても重要です。
特に負けが続くと取り返そうとして無茶な勝負をしてしまう人もいますが、あくまでトータルで勝つことが大事なので1回1回の勝負に一喜一憂しないよう心がけましょう。